女性活用|プライドワークス3つの貢献

企業のニーズは女性管理職“候補”へ

安倍政権は女性活躍の政策を進め、新たな成長戦略の中には、女性の活躍を促進する雇用制度を打ち出しました。一方で、「人口1億人維持」のために、一人の女性が一生に産む子どもの平均数である合計特殊出生率を2030年ごろまでに2.07まで高める必要があると、政府の有識者委員会が提言しました。

政府は「出生率2.07目標」を提言

安倍政権が「2020年までに企業の女性管理職比率30%」という「女性活用」の目標を掲げる中、プライドワークスには「キャリア女性」を積極的に活用したいしたいという中小企業からの問い合わせが増えています。しかし、そもそも労働市場全体に女性管理職者の数自体が少ないことや、特定の会社を定年退職し一度ビジネスの世界から離れたキャリア女性を活用した前例が少ない企業が、ハイレベルな女性の顧問を独自にリクルーティングすること自体の難易度が高く、ましてはベンチャービジネスの現場で活かそうとしても直ぐに活躍させることが難しい現実があります。

このような中、最近、企業の女性顧問を活用するニーズは、「今すぐ活躍してくれるキャリア女性」だけでなく、結婚してブランクが空いている女性を新しい戦力として磨き上げ、「自社の仕事に必要なスキルを再教育してから活用する」企業も増えています。

キャリア女性の悩み第一位は「ライフイベントとの両立」

このような時代背景もあってか、当社の運営する顧問契約マッチングサイト「KENJINS」でも女性キャリアの登録者数は確実に増えています。実際に先日、大手家電メーカーを60歳で定年退職した女性管理職経験者に今後の社会との関わりについてインタビューを実施したところ、退職後も新規一転新たな会社でバリバリ「仕事をしたい」と話しておりました。

このようなことからも、やりがいのある仕事に携わることへの意欲を見て取れますが、一方で、大企業で働く女性の8割が結婚後に退職するのが多い現状のなか、大手企業で一流のキャリアを積み上げ定年退職まで働いたという「女性のロールモデル」(目指したい人)が周囲にいないために退職後に働くイメージが湧かない方が多くいます。また、「仕事で悩んでいること」の第一位として、8割が「ライフイベントとの両立に悩んでいる」、第2位は「今後もこの仕事を続けられるか不安」(54%)と回答しています。

このような中、「女性出生率向上」と「女性活躍政策」の両方の施策を並行して達成するためには、今後、政府、企業の更なる取り組みが必要になってきています。そこで、プライドワークスでも、政府、中小・ベンチャー企業、キャリア女性という三者のニーズの高まりを受け、働く女性を応援したいという観点から、キャリア女性を中小・ベンチャー企業の実務中心にサポート頂くアドバイザーとして紹介する分野にも力を入れることになりました。

現代の日本において経営資源の乏しい中小企業・小規模事業者は、自主的な取組だけでは優秀な人材を確保することが困難である一方、育児等で一度退職し、再就職を希望するキャリア女性や定年退職後、特定の会社の仕事に従事していないキャリア女性(新戦力)が相当数存在しるのは明らかです。

このような実情を踏まえ、これらの「女性キャリア=新戦力」をネットワークし、ベストマッチを図るプラットフォームを構築することで、良い人材に恵まれず、採用難に苦しんでいる中小企業の経営サポートに携わる機会を増やし、中小・ベンチャー企業への優秀な人材確保を支援することを目指します。

キャリア女性活用のメリット"

その第一歩として、東証1部上場企業など大手企業で就業経験が5年以上あり、専門的なスキル・経験を活かしたやりがいのある仕事への再チャレンジを目指す人材を新たな戦力として紹介することで、小さな会社の経営サポートに取り組んでいきます。

具体的な施策としては、顧問先での円滑な活用・経営サポートを可能にするために、スキル確認シートを活用した得意分野のヒアリングや教育カリキュラムを準備し、企業側には確かなスキルと実務経験がある人材を自社の新戦力として活用するにあたって、その活用方法と教育ノウハウも提供して行きます。

これらの取り組みを通じ、一度リタイヤした後も改めて働きたいという高い意欲を持つ「キャリア女性」という新戦力人材が、これまでのスキル・経験を活かして顧問という仕事にチャレンジできるサポートを行いつつ、中小・ベンチャー企業に「女性活用」のという新たな発想や考え方が生まれ、職場の活性化につながるのではないかと考えました。

対象となるキャリア女性

育児等で一度退職し、再就職を希望する人であって、同一企業における5年以上の職歴を有する人、もしくは大手企業を定年退職後、特定の会社の仕事に従事していないキャリア女性。

本取り組みの趣旨である「中小企業・小規模事業者の経営課題解決という仕事に触れながら、職場経験のブランクを埋めることを目指す」ことを十分に理解し、アルバイトなど短期労働を目的としないキャリア女性。

場所や時間にとらわれず自由に仕事がしたい人

プライドワークスでは事業会社の総合職として活躍してきた方に、働く時間や場所の自由度が高い顧問という仕事をご紹介しています。フルタイムの正社員という固定化した働き方よりも柔軟なワークスタイルが可能になり、家事とのバランスや介護と仕事との両立などがしやすくなります。

自分で自分のキャリアをデザインしたい

あなたのキャリアをデザインするのは、あくまであなた自身。「KENJINS」に登録すれば、あなたの思い描くキャリアビジョンに沿って複数企業で顧問という仕事を通じた様々な経験を積み、より積極的に自らのキャリアをデザインすることが可能になります。

「時間」ではなく、「成果」に対して報酬がほしい

長時間労働が常態化している職場では、仕事と家庭との両立がどうしても難しくなります。プライドワークスがワーキングマザーの皆様にご紹介するお仕事は、”時間”ではなく、あくまで”成果”に沿ったものが中心になり、家庭と仕事との両立も実現できます。

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